ある時から「あまり毛鉤に拘らないのがテンカラ釣り」と云われるようになった。
これはテンカラ人口を増やすための言葉としてとても便利であったように思う。
メディア戦略的にもとても刺激的な言葉であったのは間違いない。
しかしこれに反発した手練れのテンカラ師も多かった。
この言葉に隠された真意なんていうのはさて置き、とにかくあぁだこぉだと釣り談義。
たしか1990年、僕が小学生の頃の話にはなるが、釣り仲間のおじさんたちもこれについてイロイロ熱くなっていたのを覚えている。
今になって思えば頑固な釣り師が集まった酒の席ですから仕方のないこと。