GOTENKARAテンカラ教室
こんにちは、GOTENKARA土屋です。
2023年11月、テンカラ教室の募集を再開しました。
今後は月1〜2回ペースの開催で募集したいと思っています。
募集日程につきましては決まり次第随時ホームページやSNSにて告知させていただきます。
基本的には土日祝日の募集になりますが、場合によっては平日のご要望にも対応させていただけることもありますので、ご相談いただければと思います。
今回のプライベートレッスンは、養沢毛鉤専用釣り場さんで行いました。
前日の雨で紅葉がだいぶ落ちてしまった様子、、
さらに急な冷えこみになったので魚の反応が心配でした。
ちゃんと元気に毛鉤を追いかけてくれるといいな〜。
先週までは11月としては嘘のように暖かかったんですけどね、、
今回のお客様は初めてのテンカラということで先ずは川見散歩しながら、魚の習性などの知識の部分のお話し。
まずはターゲットのお魚のことを知ることからはじめました。
実はこういう部分がとても重要だったりするのかなと思っています。
本やネットに書いてあることは意外とざっくりとした話が多いので、フィールドやお客様の習熟度に合わせた細かな解説が必要です。
それから、一人でやった時に困らないよう、糸の結び方からキャスティング~毛鉤の落とし方~流し方など細かなバリエーションを練習。
実践練習では水面ドライのアタリ、水面下でのラインのアタリとサイトのアタリ。3つのヒットパターンを練習しました。
テンカラは餌釣りのように餌を投入してから待っていて釣れることが極めて少ない釣り、厳密には色々ありますがざっくり言うとそんな感じ。
つまり勝手に毛鉤を飲み込んで掛かって釣れることは非常に稀で、アタリ(魚が毛鉤に食いつく)に対してしっかり合わせ掛けなければいけない釣りです。
魚がせっかく毛鉤を咥えても釣り人が掛けなければ毛鉤を吐き出して逃げてしまうのです。
ですから先ずはアタリがくるとどうなるのか体験していただくことが大切です。
そしてアタリがきたらどうやって鉤に掛ける(フッキング)するのか。
知っていれば難しいことではないけれど、毛鉤釣りをまったく知らない人にとっては意外と難しくなってしまうのがこういうところの理解なのかもしれません。
イワナ、ヤマメ、ニジマスそれぞれ似ているようで少しずつ習性の異なるターゲットが、川のどういうところにいて、どうやって釣るか。
ターゲットの弱点はどこなのか。
そしてテンカラの強みは何なのか。
そんなことを話しながらレッスンは続きました。
養沢は管理釣り場とはいえ自然渓流にちかい釣り場です。
写真のように岩がゴロゴロとした区間もあります。
こんな区間では自然渓流のイワナ釣りを想定してみるのもいいですね。
白泡に毛鉤を打ち込んでみたり、岩陰の緩みに打ち込んでみたり、、、イワナがスーッっと出てくるのをイメージしながら、、、
急な冷え込み、自然条件の変化、釣り人の多さで魚たちの活性は低かったと思いますが、それでもいくつかのニジマスをキャッチして無事に初回のレッスンを終了することができました。
来年春の自然渓流デビューをお約束してこの日は解散となりました。
養沢毛鉤専用釣場さんは年内12月3日まで延長営業されるそうです。
テンカラファンのみなさま、ぜひ養沢の釣りにお出かけください。