テンカラ釣りの奥義「誘い」のすすめ

今日は埼玉からお越しのM様と奥多摩の小菅川冬季釣場でテンカラ釣り。

M様は今日がはじめてのテンカラ釣りとのことでオファーくださいました。

釣り状況は12月に入りどこもかなり厳しい状況になってきていますが2日間にわたるフィールド調査を行い、

はじめてのかたでも釣れる場所と釣り方をリサーチしました。

今回の答えは

「誘い」

テンカラ釣りならではの逆さ毛鉤を使用した攻めの釣り。

テンカラ釣りの奥義とも言われる「誘い」がこの日の状況において実は最も釣れる可能性の高い方法でした。

今回の動画ではテンカラ釣り教室の様子と、この日たいへんよく釣れた「誘い」がご覧いただけます。

編集後記をはじめました。よろしければこちらもご覧くださいませ。

こちら→ -編集後記-

 

後記

今回は「誘い」です。

僕はですね、けっこうこの「誘い」は意図的に封印しているんです。

これにはまると癖になってしまって、なんでもかんでもポイント状況に関係なく誘ってしまうんですよ。

癖になって手が動いちゃうんですよ。

夢中で考え無しにナンパな釣り方をしているといつのまにか釣れなくなって、、、なんてことになります。

これを一応僕のなかでは「誘いの迷宮に陥る」と考えております。

なぜ釣れないのか。

なぜ誘うのか。

このあたりをあれやこれやと考えながら答え探しがまた楽しいんですよね。

やっと答えがでたと思ったらまた振出しにもどっていたり。

話は変わりますが実はですね。

今回の実践テンカラ釣り教室は本当に大変でした。

といいますかまず最初に今回すばらしい結果を出してくださったM様本当にありがとうございました。

最後は連チャンヒットでしたね。

当日の数日前にいつものとおりフィールド調査に行ったのです。

そしたらですよ、こないだまでバシバシ釣れていた秋川のニジマスが全く釣れなくなっているんです。

ご禁制のヤマメ数尾とカワムツの入れ食い祭り。。。

夕方薄暗くなる頃に秋川橋したで川鵜よけの作業をしていた漁協組合員のかたに聞いたのです。

僕「ニジマスはどこへ?」

そしたらですね、

漁協組合員「もういねぇんじゃねぇかな。」

本気で思いました。うそでしょぉ。

僕「昨年は年末まで普通に釣れてたんですけどね。」

漁協組合員「12月に毛鉤でニジマスがあがること事態がラッキーだょ」

焦りました。

ついこないだまでバシバシだったんですけど。。。

こんな状況のなかで今日からテンカラ釣りはじめますのお客様をご案内できるわけありません。

翌日もリサーチ決定です。

考えました。どこへ行くか。

養沢毛鉤専用区も考えたのですがベテランフライマンの密度が高いので今回は奥多摩の小菅冬季ニジマス釣場へ。

自分が釣るのではないのです。

はじめてのお客様に釣って満足していただきたいのです。

基本的に最近の僕の釣りは純粋に自分の釣りを楽しむというよりかは、初心者のかたにどうやったらはじめての一尾が釣れるかを常に考えてあれやこれやの釣り方を試しております。

まず釣場の状況にあわせて竿と仕掛け毛鉤の選択。

そしてなんといっても釣り方。

しかも初心者でも可能な釣り方。

いい時期にドライテンカラなんかでバシャッとやれればけっこうビギナーさんでも簡単なものなんですけどね。

あの水面を割って魚が出てきた瞬間は興奮します。

「出たッ!!」みたいな。

ちなみにこのドラテンも中毒性がありハマりすぎると大変です。

それに残念ながらドライ毛鉤の釣りはフライマンにかないません。

水面至上主義フライマンの本気ナチャラルドリフトの凄さ、、、

さて、そんなことを考えながら現地へ向かい到着しますと平日にもかかわらずフライマンとルアーマンが。

車は10台位だったでしょうか、、、

これ今週の日曜日どうなるの?もっと混雑します?

正直ですよ。一瞬弱気になりました。

この時期にトラウト釣るフライマン、ルアーマンはベテラン猛者だらけです。相当好きじゃないと寒くてやっていられないはずです。

案の定です。

たたかれまくってます。

いわゆる冬のニジマス管釣り=なめちゃいけません状態。

ここから前半戦の信じられないくらいの苦戦。

そのなかでも釣果がでているのはフライマンで、この時期お馴染みの極小BH○○○を使用した必殺の釣り方です。

考えました。

あれはいろんなものくっつけますからキャスティング問題ありますよね。

たしかにGSテーパーライン使えば飛びますけど、、、

しかも狙うポイントもほとんど流れのないところの底べたさん狙いで○○○○の動きもほとんど出てないからビギナーさんにはアタリがわかりづらい。

やってみました。たしかに釣れる。

、、、、、

どうしますか。

、、、、、

でもこれ一生懸命やったところで来春解禁からの実践にあまり役に立たないような気もするなぁ。

、、、、、

そこで禁じ手である「誘い」の出番となりました次第です。

ラインは長く。

ハリスも長く。

毛鉤は大きく。

といっても12番の逆さ毛鉤です。

詳しくは書けないのですがやっぱりこのシステムでの「誘い」が攻略法でした。

いくつかのコツや理由はありますがこの日にテンカラでビギナーさんが釣れるとしたらこの方法が一番の答えだったのではないかと思っております。

そして当日、予定通りM様に「誘い」を実践していただきヒット連発。

いや本当によかったです。

いつも考えてます。

今日もし釣れるとしたらコレ。

とくに魚が見えちゃったりライズしていたりなんかすると騙されますからね。

釣れるとしたら○○○の答え探しはおもしろい。

M様ありがとうございました。

来年は諏訪のほうでまたお会い出来たらいいなと思っております。

またどこかの山でお会いしたらお願いします。